
かつて魔王を討伐した英雄・勇者ハッシュと僧侶ウラヌスを仲間に迎えたオルステッド。
しかし、再び魔王が蘇り、ルクレチア王国のアリシア姫を攫ってしまった。
魔王が棲むとされる魔王山の“魔王の口”を開くには、勇者の刃が必要だという。
再び蘇った魔王相手に、オルステッドたちは姫を無事救出することができるのか…?
ウラヌスの家で“勇者の盾”を入手

時は少し遡る・・・。
勇者の山を下りたオルステッドたちは、ファミリオの村にあるウラヌスの家を訪ねた。
そこに飾られていた“勇者の盾”を拝借し、魔王との決戦に備える。
まずは、無事に英雄たちを仲間にできたことを報告する為、ルクレチア王国へ戻ることにした。


町の人々は、久しぶりに姿を見せるハッシュとウラヌスに大興奮。
子供『オルステッド様にハッシュ様が加われば怖いもんなしだ!』
子供たちが目を輝かせる姿は、まるで推しキャラに会えたオタクのように大はしゃぎだ。
武闘大会で無双した二人に伝説の勇者と僧侶が合流したんだから、そりゃあ盛り上がるのも当然だ!
ルクレチア城で歓迎を受ける勇者ハッシュ

ルクレチア王の前でハッシュが再び立ち上がった事実は、国中を歓喜させた。
魔王山の入り口……“魔王の口”は、勇者の刃を持つ者だけが開けることができる。
王も大臣も、再び魔王を討ち、姫を取り戻してほしいと熱いまなざしを向ける。


かつての英雄と、この国で最も強い者のタッグに期待が高まる。
かくして、オルステッドたちは禁断の地とも呼ばれる魔王の口へ向かうのであった・・・。

魔王山へ突入!オルステッドたちはアリシアを救い出せるのか?

時を戻して、ここは魔王山の入り口。
通称、“魔王の口”
ハッシュは勇者の剣ブライオンを掲げ、封印されていた扉を開こうとする!

ハッシュ『この入り口は・・・魔王と戦う資格のある者にだけ!その扉を開く』
まるでRPGのお約束かのように、封印が解かれた瞬間に重々しい音とともに扉が開いた。
オルステッドたちは迷わず暗闇の奥へと進んだ。
闇に包まれた洞窟!魔物たちが待ち受ける!


魔王山の中は不気味な暗闇に包まれた洞窟だった。
進むたびに魔物が次々と現れ、道を阻もうとしてくる!
しかし、ここまで来たオルステッドたちに怯む理由などない!
Vシャインでぶった斬り、ストレイボウの魔法で焼き払い、ウラヌスの回復で万全の体制を整える!
この先でアリシアが待っている!
それだけを信じて、ひたすら進む!
過去のボスが祀られた神殿


洞窟を抜けると、太古の神殿のような場所に辿り着いた。
そこには、今までクリアした7つのストーリーのボスとそっくりな石像がずらりと並んでいる……。
えっ!?お前らの墓場ここだったの!??
今まで戦ってきたボスたちが、実は魔王と関係していたのか?
これはただの偶然か、それとも意図的に造られたものなのか……。


なんとか魔物を蹴散らしながら、魔王山の最奥に辿り着いたオルステッドたち。
いよいよ、アリシア姫を攫った憎き相手と対峙することになる・・・。
ついに魔王降臨!4人の力を合わせて立ち向かえ!

最奥へ到達すると、ついに魔王が姿を現した!
こいつが、ハッシュとウラヌスが倒したはずの魔王……。
いや、そもそもどうやって復活したんだw

自身を倒した勇者ハッシュと僧侶ウラヌスを前に、微動だにしない魔王。
今回は負けないぞって意志を感じる。

魔王『この私が・・・以前と同じかどうか・・・その命をもって知るがよいッ!』
いやいやいや、こっちは歴戦の勇者&僧侶に、武闘大会優勝剣士&魔導士の最強タッグなんですけど!?
あんた如き、秒で片付けてやんよ!
魔王の圧倒的な力!ウラヌスの回復が光る!


魔王の攻撃はザコとは比べ物にならない強烈さ!
全体炎攻撃で一気にHPを削り、地形を雷に変化させてさらに追撃してくる!
ボス戦でよくある地形変化ギミックが地味にイタイ・・・。
しかし、ここで頼りになるのは僧侶ウラヌス!
パーティのHPを回復しつつ、オルステッドとハッシュの連携攻撃でじわじわと魔王を追い詰める!

そして、ついに勇者ハッシュの伝説の必殺技デストレイルが炸裂!!

魔王を討ったかと思いきや……
ハッシュからとんでもない言葉が溢れる。
ハッシュ『馬鹿な・・・魔王ではない!』
勇者ハッシュ、最期の言葉を残して……

魔王ではなかった……。
じゃあ、本物の魔王はどこだ!?
疑問が浮かぶ中、ハッシュが膝をつく。
さっきの戦いで深手を負った……?


血を吐くハッシュ。
その異変に、ウラヌスですら焦りを見せる。
こんな状態でも共に戦ってくれたハッシュ。
それなのに、本物の魔王ではなかっただなんて・・・。
そして、姫はどこに攫われたというのだろう・・・?


さすがにこのハッシュの最期を悟ったのか、病を患っていながら何故来たのかウラヌスが声を荒げる。
ハッシュとしては、オルステッドたちと一緒に来ることで、何かケジメのようなものをつけたかったのかもしれない。
また、ハッシュ自身が人々から距離を取ったことで得た気づきを、オルステッドに伝えたかったのだろう。

ハッシュはオルステッドに勇者の剣ブライオンを託す。
自分がいなくなったら、魔王を倒せるのはオルステッドしかいない。
そして、アリシアはオルステッドが助けに来ると信じていると伝えた・・・。


ハッシュ『信じてくれる者が1人でもいる限り・・・その人間を・・・信じるのだ・・・!』
その言葉を最後に、ハッシュは静かに目を閉じる。
信じることの大切さを、ウラヌスと同じくらい深く理解していたハッシュ。
かつて魔王を討った勇者は、最後の瞬間まで信念を貫き、 自らの経験を言葉に残して静かに逝った。
魔王山の崩壊!ストレイボウ、脱出できず…


ストレイボウは姫が一体どこにいるのかと焦っている。
その時、魔王の石像に炎の紋章のようなものが浮かび上がった!
同時に魔王山が崩れ始めた・・・。
このままでは全員生き埋めになってしまう!!
ストレイボウ『いかん!ここは危険だ!早くここを出るんだ!』
ハッシュの亡骸を置いたまま、元来た方へ走るオルステッドたち。
なんとか最奥の部屋から出れたと思ったら、ストレイボウだけ間に合わなかった・・・!

ストレイボウを助けたいが、崩落によって戻ることができなくなってしまった。
崩れ落ちる岩、塞がれた道。
まさか、ストレイボウまで死んでしまったのか?
ルクレチアの人々の不安、広がる影

ルクレチアに戻り、王へこれまでの経緯を報告することにしたオルステッドとウラヌス。
勇者ハッシュの姿が見えないことに、人々の不安は隠しきれない。
アリシアの消息も不明のまま…。
嫌な予感が町全体を覆っていた。
兵士たちも動揺!真の魔王はどこに!?


城の兵士たちも、不安に駆られ始める。
ハッシュの不在、魔王討伐の失敗。
王へ報告された内容は衝撃的だった。
倒した魔王は、本物ではなかった。
……では、真の魔王はどこに!?

この状況では娘であるアリシア姫は、もう・・・。
そんな最悪なことが頭をよぎり、冷静ではいられなくなったルクレチア王。
とは言え、すぐにどうすることもできないことは、悲しみと不安の胸中の王でも理解している。
オルステッドとウラヌスに城で休むよう伝える。


大臣もハッシュの死を悲しむ・・・。
オルステッドが新たな勇者となって、かつてのハッシュのように国を救うしかないのだ!
悪夢…ストレイボウ、まさかの帰還?

ぐっすり眠っていたオルステッドとウラヌス。
だが、夢の中で見た光景は・・・


アリシア『来ないで・・・!!』
なんかやばそう!!!
しかも、アリシアの前には赤い目をした魔王っぽいやつが!!
悪夢で目が覚めたオルステッド。
ふと目を横にやると、崩落の犠牲になったストレイボウがいることに気がつく!
あの崩落からどうやって生還したん???
ストレイボウはオルステッドたちが寝ていた部屋を出ていった。
彼の跡をつけてみよう!
まさかの一騎打ち!オルステッド vs 魔王

王の間にたどり着いたオルステッド。
そこにいたのは、まさかの・・・・・
魔王だ。
ちょっと待って。
魔王、城に来るとかサービス精神旺盛すぎでは??
とか言ってる場合じゃない!!
勇者オルステッドはハッシュから受け継いだ剣ブライオンを鞘から抜く。


魔王の攻撃に耐えながら、武闘大会優勝者ならではの剣技で攻めまくる。
今は仲間がいないので、油断せずに隙をついていかないと!
そして、なんとかオルステッド一人で魔王にとどめの刃を刻み込む。
オルステッド、まさかの勇者から魔王呼ばわり

魔王を王の間で倒したオルステッド。
しかし、そこに倒れているのは魔王ではなくルクレチア王だった!!
王が魔王の姿に変身していた・・・?
いや、そんなことをする意味なんてないはず。
一体、これはどういうこと??
ストレイボウの姿も見えない。

戦いの音で駆けつけたのか、大臣が王の間へとやってきた。
王が倒れているのを見て、慌てて兵士を呼ぶ。


複数の兵士が駆けつけ、大臣と同様に王が倒れていることに愕然とする。
誰に王が斬られたのか、ここにいる人物を見れば明らかだった。
兵士『オルステッドが陛下を・・・!?』
兵士『オルステッドは魔王だッ!』
オルステッドが魔王だと思って斬った相手が王だったなんて・・・。
誰かに仕組まれたのだろうか?
ウラヌスすらも疑われる!だが、彼の選択は・・・


騒ぎで目が覚めたウラヌスがやってきた。
何が起こったのかまだわからない様子だが、只事ではないことをすぐに察知する。
兵士『こ、こやつも魔王山から生きて帰ってきた!』
兵士『では貴様も・・・』
オルステッドが真の魔王だと勘違いしている兵士たちは、ウラヌスも敵だと思い込んでしまう。
王を斬った罪でウラヌスが兵士たちに囲まれてしまった!

ウラヌスは魔王の手下なんかじゃない!なんなら自分だって・・・ッ!
そんな表情で兵士を睨むオルステッド。
ウラヌス『いかんオルステッド!歯向かってはならん!わしなら心配いらん!逃げるのだオルステッド!』
ウラヌス、まさかの自己犠牲展開。
でも、ここでオルステッドが捕まれば終わり。
オルステッドは走って城から出ることにした!


一応、本物の王か城を出る前に死体を調べてみたw
確かに本物のルクレチア王だ・・・
追ってくる兵士を避けながら城を出るオルステッド。
王国中にオルステッドが魔王だということが広まりはじめた・・・。
ルクレチアから追放…


魔王が王国にいるという恐怖に怯えて、町の人々は家の中に閉じこもる。
ドアには鍵を掛け、中には神に救いの祈りを捧げる者まで現れた。

門番『悪魔め!このルクレチアから・・・!出て行けえ!!』
もう、誰もオルステッドのことを勇者として見ていない・・・。
アリシアを助ける、それが俺に残された唯一の使命だ。
夜明けのルクレチアを背に、オルステッドはふらふらと彷徨うのであった。
• オルステッドは勇者ハッシュと僧侶ウラヌスを仲間に迎え、攫われたアリシア姫を救うため、封印された“魔王の口”を開くことを目指す。ルクレチア王は彼らに魔王討伐を託し、国中が再び勇者の力に期待を寄せる。
• 魔王山へ突入したオルステッドたちは、数々の魔物との激闘を乗り越え、ついに魔王と対峙。しかし、倒した相手は魔王ではなく、戦いの末に勇者ハッシュは力尽きる。直後、魔王山が崩落し、ストレイボウは脱出に失敗してしまう。
• ルクレチアへ帰還したオルステッドは、城内で謎の魔王と戦い討伐に成功するも、それが王であったことが判明。王殺しの罪を着せられたオルステッドは“魔王”と呼ばれ、王国から追放される。真の魔王の行方が分からぬまま、アリシアを救うために彼は再び歩き出す。
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