何かが起こり、月の砂時計と共にエテラナは崩壊した。
少年だったモートレアは、月の宝珠を使えば時を操れると思いレヴィア雪原へと走った。
そこで、魔物の群れに襲われたことを思い出す・・・。
今にも襲いかかってきそうな魔物の群れが、モートレアとヴァルを睨みつける。
16年前と同じことが繰り返されている。ということは、まだ完全に時間が正しい状態に戻ったわけではない?
魔物の数が多いから逃げることを提案するモートレアに対して、立ち向かおうとヴァルは言う。
さすがは魂の守り人!それに、モートレアはもう少年じゃなくて剣士だしね!
ルナスフィアを使って魔物の群れを倒せ!
てなわけで、ルナスフィアで敵の動きを止めつつひたすら強攻撃で攻めまくりました!
月の宝珠を用いて月の精霊の力を発揮できたんだけど、相手の行動速度をスローにする空間が展開できる優れモノ!
今回は逃げずに魔物の群れを倒すことができたモートレア。
モートレアの素早い斬り方がすごい!さすがは剣士と言うべきかな・・・。
16年前に魔物に襲われた時は、偶然通りかかった商人が助けてくれたらしい。
さっきの戦っていた時は商人さんいなかったので、そこまで時間の乱れはなかったってことかな?
少年モートレアを助けてくれた商人はどんな人なのか気になる・・・。
過去の幻影が映し出されたエテラナでは、モートレアが月の宝珠を掲げても何も起こらなかったよね?
なのに、なんでヴァルは月の宝珠で月の精霊の力を使うことができたのだろう・・・。
モートレアも不思議そうに尋ねる。ヴァルはモートレアを助けてくれって何者かに頼まれたと答える。
モートレアは心当たりなさそうなので、ひとまずエテラナの街へ戻ることにした。
月蝕は月影の刻と呼ばれていて、失われた時が舞い戻るって言い伝えがあるんだそう。
月蝕がはじまったとき、モートレアは月影の刻って言ってたね。
月蝕って言葉の響きより、月影の刻の方がカッコいいっすw
月影の刻で過去のエテラナが舞い戻ったら、月の宝珠を使って母親とエテラナを救おうと考えていたモートレア。
16年前からずっとこのことを考えて待ち望んでいたに違いない。なのに、実際は何も起こらなかった。
何も・・・できなかった・・・。その悔しさは計り知れないよ・・・(泣)
何も変えることができなかったモートレアの後悔
レヴィア雪原の風雪に耐えながらエテラナの近くまで戻ってきたヴァルとモートレア。
エテラナの街中に青い光が見えた!なんだろう・・・?とりあえず街の中に入ろう。
エテラナに入ると、ヒナとカリナ、ラムコが手を振って二人の帰りを迎える。
月蝕が終わったときはヒナたちの姿が見えなかったんだけど、それはモートレアの過去と現在が入り混じったことが関係しているのかな?
それとも、ヴァルに語りかけた何者かが仕掛けた時の力?
ヴァルがモートレアを追いかけて街を出たときのことを、ヒナとカリナは見ていたわけじゃなさそう。
気がついたらヴァルとモートレアがいなくなっていたって感じらしい・・・。
こういうことがあるから、時間や時空が関係している事象ってロマンがあるよな〜w
モートレア『母さん・・・せっかく会えたのに、何もしてあげられなかった・・・。』
彼の抱えていた強い想いを考えると、母とエテラナを救うことができなかったつらさがハンパなく伝わってきた・・・。
それも、月の宝珠を自分で握っていたのにだよ。
この時の悲しいとも虚しいとも取れるモートレアの声が印象に残った。
カリナ『空に月の環が現れる夜、フェアリーがやってきて月の御子を指名する・・・。』
月の御子にまつわる言い伝えみたいなんだけど、でもエテラナはですでに滅びた後だよ?
モートレアももちろんその言い伝えを知っている。
だけど、自分のせいで月の砂時計が失われ、エテラナの人々は時の狭間に消えてしまい、月の宝珠を用いてても何もできなかったことを再び悔やむ。
あの溢れた時の砂に触れたことで、エテラナの人は時の狭間に消えちゃったのか!
てっきり、時の砂時計が崩れた落下や衝撃によるグロいシーンを、光の粒で消える表現にしたのかと思ってた・・・。
月の宝珠を見つけたとき、モートレアはヒナにずっと探していたと言った。
今度は、ヒナがモートレアにずっと何年も何年も悩んでいたのねと言う。
ずっとっていう三文字の重みの相違は全員の中に無く、みんなが同じくらい16年の時の長さを痛感している瞬間だと感じた。
母マライアに触れることも、後悔から来る詫び声さえ届けられなかった・・・。
16年もモートレアが抱えていた後悔が、これからも彼を苦しめるのか。
モートレア『永遠に時を越えられない、私の後悔だけ・・・。』
もう自分を責めないでくれ〜!モートレアが悪いんじゃないってば(涙)
月の大精霊ルナの復活と月の御子の誕生
モートレアは自分の抱える後悔をどうにか変えることはできないのかな?
そんな悲しい気持ちになっている中、どこからともなくフェアリーが飛んできた!
モートレアの切なる気持ちが、月の大精霊ルナを甦らせたとフェアリーが伝える。
フェアリーがそうモートレアに伝えた直後、月を背景に強い光が!
光の中に月の大精霊ルナが姿を見せた!!
母親のことを想い続け、月の宝珠を使ってなんとか助けたい気持ちがルナにも伝わったんだね。
幾重もの時を越えって言葉から、モートレアの中には母親のこと、そしてエテラナのことを何年も想い続けてきたことがわかる。
そして、ルナは続けて伝える。
過去に止まっていたモートレアの心も動き出そうとしている。未来へと歩み出してください、と。
これまでは考えたことすらなかったかもしれない。自分が未来へ歩み出すなんて。
そんな感じにも受け取れた彼の驚きの声。
ルナ『あなたが未来を、新しい時を刻むのです。』
いいんだよ、モートレア。もう十分自分の後悔と向き合ってきたよ。これからは未来に向けて何ができるか考えていこう!
ルナがそう言い終えると、フェアリーがモートレアへ近づき・・・
フェアリー『月影の剣士モートレア。女神と精霊の名の下、汝を月の御子に任ず。』
16年もの間誕生しなかった月の御子。すでに滅びた月の街から御子が誕生した!
月影の剣士カッコよすぎだろ!モートレアの心が救われてほしい!!
ヴァル『よし、じゃあ一緒に行こう!』
カリナ『なんだかにぎやかになってきたなぁ。』
ラムコも喜んでるみたいだし、旅は人数が多い方が心強いし、きっと楽しいものになるっす!
ヒナ『モートレアさん、よろしくね。』
こういう言葉をかけてもらうことさえなかっただろう・・・。でも、これからは今までと違う。
モートレアには魂の守り人と御子たちという仲間ができた!一人で悩まなくていいっす!
モートレアはヒナと握手を交わし、月の御子としてマナの樹を目指すことになった。
元々はエテラナが滅びているから寄らずに進もうと思っていた旅。
偶然とはいえ、エテラナが滅びた過去を実際の目で見ることができ、まさかの月の御子を迎えることができた。
いつかはこのエテラナが再び復興し、かつてのような美しく活気のある街になる日が来るかもしれない。
その為には御子の魂をマナの樹に捧げ、マナの加護を世界にもたらさないといけない。
ともあれ、月の御子であり剣士でもあるモートレアが加わったことは、旅をする上で本当に安心できるメンバーだ。
いやぁ〜モンスターとのバトルがもっと楽しくなるっす!さあ、旅を続けよう!
• モートレアは月の宝珠を使い過去のエテラナを救おうとするが、失敗に終わり、母親や街を守れなかったことを深く悔やむ。
• モートレアの切なる願いが月の大精霊ルナに届き、モートレアは月の御子に任命され、新たな使命を背負うことになる。
• 仲間たちと共にマナの樹を目指してエテラナを後にした。こうして、モートレアは未来への一歩を踏み出した。
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