16年前、月の御子が出なくて滅びたエテラナ。
マナの樹を目指すヴァルたちは、月の剣士モートレアが言う通り、月蝕を迎えエテラナの中に入ることができた。
街の中には確かに人々が行き交っているけど、ヴァルたちには気づいていない様子。
その中で、子どものことをモートレアと呼ぶ親子の姿が見えた。その少年は自分だとモートレアは言う・・・。
薄々気づいてはいたけど、カリナの言うようにこれは過去のエテラナの幻影なんだろうね。
月の砂時計に登る少年モートレア。そして悲劇が起こる・・・
街の象徴である月の砂時計をモートレアが壊したって自分で言っているんだけど、あんなデカいものをどうやって壊したんだ?
月の砂時計はおろか、エテラナが滅ぶことになったのは全部自分のせいだと後悔しているモートレア。
二度と見たくないはずの光景。それでもこうして月の宝珠を片手に持ち、過去のエテラナに飛び込んだ理由は・・・?
月の砂時計を登る少年モートレア。
こういう場所って登りたくなるよねw ゲームプレイしている僕からすれば、絶対こういうとこのてっぺんに登るもん!
母親のマライアは危ないから下りなさいって注意する。
この当時、もうすぐフェアリーを迎えるタイミングだったらしく、モートレアは絶好の場所であるこの砂時計の上から見ようと思ったみたい。
モートレア以外はこの後に何が起こるかもちろん知らない。
ただ、砂時計を登ったやんちゃな少年モートレアを見上げる。
と、その直後・・・・
地響きが鳴り、大地震が起こったのか街全体が揺れる!!
あっという間に月の砂時計が崩れ始める!上に登ったモートレアは無事なのか!?
橋の上に建造された街だから、大きな衝撃があれば一気に街全体が崩壊しそう・・・。
砂埃が舞っていて、砂時計の近くの様子が見えない!モートレアがどうなったのか、ショックを隠せないマライア。
ああ、こういう子どもの安否がわからない状態は心臓に悪いよ〜!!
ん?でも大きなモートレアがいるんだから無事なのかw 落ち着け自分w
砂時計の崩壊で中に入っている時の砂が溢れ出す!
あまりに突然起きた惨事に愕然するエテラナの町長。
月の宝珠はこの時の為に探していた物だった!
街の人々が砂が散るように消えていく。ヴァルたちは驚いた表情でいるのに、モートレアは冷静な感じ。
モートレア『母さん!今、助ける!あの時は見つけられなかったが、今日は・・・・!』
この時を待っていたかのように月の宝珠を強く握る!
月の宝珠は時を操る力を与えてくれるらしいんだけど、何もおこらない・・・。
ずっと探していた物を構えて、ずっと待っていたこのタイミングで何も起こすことができないなんて・・・・。
少年のモートレアがもしかしたら犠牲になったんじゃないかと思い、泣き崩れるマライア。
その目の前で同じくらいショックを受けているモートレア。うわあああ、この状況きっつい〜!!
月の宝珠はどうすれば時を操る力を与えてくれるのか?
舞っていた砂埃が無くなり、時の砂時計の近くに鳴いているモートレアがいた!
砂時計の崩壊は止まることなく、ガラスが割れて中の砂がどんどん溢れていく。
少年モートレアを見つけたマライアは、まだ砂時計の近くで危険な状態の息子に急いで駆け寄る!
そのマライアを止めようとモートレアが手を差し出すが、マライアの体をすり抜けてしまう・・・!!
マライアは少年モートレアの上に覆い被さるように砂時計から守る。
描写こそないものの、実際は砂時計の砂以外に残骸が降ってきたりして、マライアは深い傷を負ってしまったんだろう・・・。
最後の力を振り絞って、少年モートレアの無事を確認してからマライアの幻影も消えてしまう。
少年モートレアは母親を失くし、大声で泣き叫ぶ。
こんなの悲しすぎるよな〜。母親が自分をかばって亡くなるなんて耐えられないわ(泣)
あまりに無力というか、結局変えることができなかった事態に月の宝珠がモートレアの手からすり落ちる。
月の宝珠は過去を変えるほどの力はないのかな?
月蝕の刻が終わり、エテラナは再び滅びた街へ戻る
月蝕の時間は限られている・・・。
月の色が元に戻り、エテラナも元の滅びた状態に戻った。
夜が明けて昼間になったと思ったけど、よく考えたら月蝕中だもん全部幻影だったってことね。
あれ?月蝕終わったのに少年モートレアがいる!?
レヴィア平原の崖の下に何かを探しに行くって言っているけど、それって月の宝珠でしょ?
外は魔物がいて危ないから、少年モートレアを追いかけるヴァル。
さっきモートレアが呆然として落とした月の宝珠。
ヴァルが拾い上げて街を出ようとしたその時、何者かがヴァルに語りかける。
???『彼の内に秘めた想いが、月蝕の力と共鳴したのでしょう・・・。《時》が還らず、入り乱れています・・・。』
モートレアの想いが強くて、過去と現在の状態が入り乱れているってことかな?
いずれ正しい時間に戻るみたいだけど、時が入り乱れている状態だとモートレアは姿だけ少年のまま。剣士の腕があっても少年のままじゃ危ない!
何者かが言うには、月の宝珠はルナスフィアっていう精霊器なんだって!
ルナスフィアを使って、モートレアを助けてほしいと頼まれたヴァル。
急いで少年の姿のモートレアを追いかけるけど、全速力でレヴィア雪原を走る彼に追いつかない。
雪原には魔物がいるから戻ってくるよう叫んでも、モートレアにはヴァルの声が届かない。
距離的なこともあるんだろうけど、あんなことがあって冷静さを失っているから聞こえないのかもね・・・。
エテラナの街が崩壊する状況を知った今だと、モートレアの『ずっと探していたんだ』って言葉がずっしり重く伝わってきたよ。
月の宝珠が埋まっていた場所でモートレアに追いついたヴァル。
月の宝珠は掘り起こしたから、もうそこにはないよとモートレアに伝える。
少しずつ冷静さを取り戻してきたのか、落ち着いたいつもの口調で話し始めるモートレア。
過去にこの場所まで辿り着けたのに、月の宝珠は見つけられなかったんだって。
月の宝珠を見つけられなかったことより、月の砂時計にさえ登らなければエテラナも母親も失わずに済んだと悔やむ。
しかも、モートレア以外に無事だった人はいなかったらしい。
でも、モートレアは砂時計に登っただけで地震は彼のせいじゃないじゃん!
時が経ち、入り乱れていた時間が正しい形に直ったようで、モートレアは少年から現在の姿に戻った。
あんな悲しいことがあった直後なのに、少年だったモートレアは月の宝珠さえあればエテラナを元に戻せると思ったみたい。
それで、エテラナも母親も失う前に戻したくてずっと月の宝珠を探していたんだね。
でも、ここは魔物がいるレヴィア平原。よく無事に生き延びてこれたねって思っていたら・・・
モートレア『宝珠を探そうと街を出た私は、この場所へ来た。そして・・・魔物の群れに襲われたんだ。』
魔物の群れに襲われたらしい・・・!!!
どうやって危険な状況を切り抜けたんだろう?つづく〜!
• ヴァルたちは月蝕を迎え、月の剣士モートレアと共に滅びたエテラナの街に入ることができた。街中には過去の人々の幻影が行き交っていたが、彼らにはヴァルたちの姿が見えていなかった。
• 街の象徴である月の砂時計に登る少年モートレア。その直後に街全体が地震で揺れ砂時計が崩壊母親のマライアが少年モートレアを守ろうとして命を落とした。
• モートレアは月の宝珠を使って過去を変えようとするが失敗し、月蝕の時間が終わるとエテラナは元の滅びた状態に戻った。過去と現在の時間が入り乱れて少年の姿のままになったモートレアは、月の宝珠を探しにレヴィア雪原へ走っていく。
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