
魔王だと思って斬った相手は、まさかのルクレチア王だった!
真の魔王を斬るぞと意気込んでいたはずのオルステッドが、ルクレチア王を斬ってしまう大誤算。
勇者ハッシュが亡き今、真の魔王を倒せる次なる勇者はオルステッドしかいない!
ウラヌスはルクレチアの兵士に囲まれ、決死の思いでオルステッドを逃したのであった。
ファミリオの村の子供にも、王殺しの噂が伝わっていた

行く宛がないオルステッドは、とにかく少しでも遠くへ逃げようと走り続けた。
夜が明け、ふと気がつくとファミリオの村まで来ていた。
そう、この村にはオルステッドの大ファンである子供がいる。
オルステッドが子供の家に入ると、子供が怯えた様子で尋ねてきた。
子供『ウソだよね!?オルステッド様が王様を殺したなんて!』


一夜にして、ファミリオの村まで王殺しの噂が広がっていた。
信じたくない気持ちでいっぱいの子供の姿を見ると、さすがに心が痛む。
しかし、子供の父親はオルステッドを魔王だと断じ、家族を守ろうと必死に追い払おうとする。
父親『出てけ!出ていってくれ!!』

オルステッドが息を整える暇すら与えられず、子供の両親も完全に敵モードに突入。
俺もウソだと思いたいわ! とオルステッドが叫びたくても、父親が家族を守るために取り合う気ゼロ。
一夜で勇者が魔王扱い……心、折れませんか?
魔王の口でさらに追撃──オルステッド、無念の捕縛

疲れ果てたオルステッドがフラフラと進むと、思い出深い“魔王の口”に到着。
ここは本来、真の魔王を倒すために仲間と訪れたダンジョン。
どこへ行っていいかわからんから来ちまった……と思う間もなく、そこにはルクレチアの兵士たちが勢揃い。

兵士『魔王めえ!王殺しの裁きを受けろ!!』
はい終了。王殺しの罪で追われる身となったオルステッド。
残念ながらオルステッドは抵抗する気力もなく、あっさり兵士に連行されてしまう・・・。
城の牢屋でウラヌスと再会

ルクレチア城の牢屋にぶち込まれたオルステッド。
逃亡してすぐに捕まってしまうなんて、マヌケな気もするけど気力が出ないんだ・・・。
兵士『処刑は明朝だ!最後の夜を悔いて過ごすんだなッ!』
アリシアは救えず、真の魔王の正体すら分からぬまま、すべてが終わるのか……?
その時、隣の牢から聞こえてきたのは・・・
ウラヌス『誰じゃ・・・?』
拷問にかけられたウラヌス、最後の願い


監獄の冷たい壁に押し込まれたオルステッド。
隣の牢から聞こえてくる弱々しい声は、ウラヌスだった。
彼はオルステッドを逃がすために犠牲となり、痛ましい拷問を受けてここにいるという。


勇者だの英雄だの散々祭り上げておいて、簡単に真実とは異なる疑いをかける人間にはがっかりだ。
人を信じることの大切さをハッシュに諭したウラヌスでさえ、さすがにハッシュの気持ちを痛感させられた。
それでもハッシュは、人間を憎まず、自分は魔王ではないと訴えるしかないと言う。
そして、若いオルステッドには行動で証明してほしいと願い、牢屋越しにこう伝えた。
ウラヌス『ハッシュやわしが命をかけて守ったものを・・・守り・・・続けるのじゃ・・・』

最後の力を振り絞って、ウラヌスは魔法を放ってオルステッドの牢屋を開けてくれた。

まだ、オルステッドにはなすべき事がある。
そう、オルステッドを信じて待っている人がいる・・・。

ウラヌスの言葉を受けて、武闘大会後にアリシアと過ごした時を思い出す。
自分が勇者と呼ばれようが魔王と呼ばれようが関係ない!
アリシアは真の魔王に捕らわれたままなのだ。

改めて自分が何をやるべきか確信したオルステッド。
向かう先は、ハッシュが死んだ魔王山の最奥。
最期の力を振り絞ったウラヌスの命の灯火が消えた・・・。
痛みに耐えながら救ってくれた展開に胸が熱くなる。
ここで折れるわけにはいかん……と、オルステッドも決意したはず。
魔王呼ばわりでも構わない──勇者としての信念を貫け!

城を出ようとしたその時、たまたま見張りに来た兵士に見つかった!
兵士『魔王が仲間の口を封じ逃げたぞーッ!!』
やれやれ、完全にオルステッドのことを敵と見てるんだな〜。


城を出るのはそう簡単なことではなかった。
オルステッドの脱獄を聞いて、行手を阻む兵士が襲いかかってくる!
そっちがその気なら・・・いっそ魔王にでもなった気持ちで剣を抜かせてもらう。
武闘大会を勝ち抜いた剣技を駆使し、次々と兵士たちを倒していく。
次々に襲いかかってくる兵士を倒しながら王の間まで進む。

玉座の間へと進むと、そこにはオルステッドを陥れた張本人かと思われる大臣の姿。
この野郎って気持ちで大臣に近づいてビビらせてやる。
まさか牢屋からオルステッドが出てくるとは予想外だったのだろう。
オルステッドが近づくと、大臣は怯え突然態度を変えた。


自分の身を守ろうとしたのか、大臣からとんでもない言葉を投げかけられる。
大臣『私には分かっておりましたぞ・・・!あなたは魔王ではないと!!』
おまけにこのルクレチアを治めて、オルステッドの片腕として仕えるだってさ。
お前には期待してないわ!と心の中で言って、大臣を無視して城を出る。
魔王だろうが王殺しだろうが、真実を暴いてアリシアを救うしかないのだから。

城を出て町に姿を現した勇者オルステッド。
だけど、兵士の反応はやはり魔王扱いだ。
もういい、斬られたくなければ道を開けてくれ。

ルクレチアを後にし、魔王山があるあの場所へと突き進む。
今度こそ、真の魔王を倒してアリシアを救うんだ!
恐怖症ボス連戦! クラウストロPH・スコトフォビア・アクロフォビア・フェミノフォビアらが待ち受ける

魔王の口へ到着。
昨日はここで兵士に捕まったが、今のオルステッドは違う。
決意を固め、剣を握りしめている。
大切なものを守るために進むのだ。

魔王山の洞窟を進んでいると、どこからともなく謎の声が聞こえてきた。
どっかで聞いた覚えがある声の気もする・・・。気にしないで進んでいこう。
正直な話、仲間がいた方が圧倒的に心強かった。
しかし、オルステッドのレベルは以前よりも格段に上がっている。
ハッシュが装備していた剣ブライオンもあるし、一人でも難なく敵を倒していける!

ボス登場!クラウストロPHとスコトフォビア!


進んだ先に現れたのは、これまでの魔物とは格が違う強敵!
クラウストロPHは大地を揺るがす地震攻撃を繰り返す。
スコトフォビアは魔力を吸い取りながら、じわじわとオルステッドのHPを削ってくる。
だが慎重に距離を取り、攻撃の隙を突けば倒せない相手ではない!
オルステッドの剣が光り、次々に敵を撃破!
まだまだ現る強敵!アクロフォビアとフェミノフォビア!

2体のボスを倒して洞窟を抜けると、またあの声が聞こえた。
????『勇者 オルステッド・・・』
おい、誰なんだよ!?
進むごとに声が近づいてくるような…。


さらに進んだ先で、またボスが襲いかかってきた!!
今度はアクロフォビアっていう4対の翼が生えたボスに、アクロフォビア器って謎の物体だ。
敵の数が多いから、オルステッドのターンが来るまでに攻撃を受けやすい。
器ってなんだよw と思いながら器を破壊したところ、BREAK DOWNで4体のアクロフォビアが消滅した・・・。
続いて登場するボスは、フェミノフォビアっていう眠り攻撃を使ってくる。
眠らされたら厄介だ!
遠距離からドラゴンソウルを叩き込み、一気に撃破!!
余談だけど、ここで登場したボスの名前って、いろんな恐怖症の意味が付けられているらしいっす。
クラウストロPH(Claustrophobia):閉所恐怖症
スコトフォビア(Scotophobia):暗所恐怖症
アクロフォビア(Acrophobia):高所恐怖症
フェミノフォビア(Feminophobia):女性恐怖症
ついに最奥へ…!

何とか恐怖症ボスを突破し、辿り着くのは見覚えのあるボスたちの石像の間。
ここはハッシュが死に倒れ、ストレイボウが崩落に巻き込まれた場所だ。
“真の魔王”の正体とは……?
これまでの汚名を晴らし、アリシアを救い出す!
それが、今のオルステッドに課せられた使命だ。
ライブアライブ中世編のラストにして、超有名な伝説のシーンがいよいよ幕を開ける!!
• オルステッドは真の魔王を斬るはずが誤ってルクレチア王を殺害し、王殺しの疑いで逃亡せざるを得なくなる。
• ファミリオの村にたどり着いたオルステッドは、王殺しの噂により住民から恐れられ、魔王扱いされて心身ともに追い詰められる。
• 魔王の口で兵士に捕らわれたオルステッドは牢でウラヌスと再会し、アリシアが信じて待っていることを再確認。そして、真の魔王を討つために再び魔王山を目指す覚悟を固める。
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